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let
あの頃見た あの景色
今はとても 小さくて
少年時代 小さな冒険者
世界を夢見 小さな旅に出たよ
ある物 全て 大きくて 格好良くて
小さな心 ゆっくり膨らませた
友と 喋った言葉は 全て
覚えている 覚えてる
あの頃の世界は 大きくて
どうしようも 果てがなくて
現実の世界は 小さく
どうしようも 儚くて
やがて大人になって 昔を思い出す
小さな旅の 小さな僕を
繰り返しても そこにある筈の
大きくて 美しい 景色は消えていて
そこが消えたのか
僕が 間違えたのか
そこが無かったのか
僕が オトナになったからか?
少年時代 小さな冒険者は
オトナ時代 大きな世界を感じる
あの時 見られなかったことを
今は はっきりと感じられる
だけど あの頃の世界は美しく
今 見える世界は 虚ろ過ぎて
オトナになることは こうゆうことなの
大き過ぎた世界を見つめ過ぎて
大きくなった自分を見つめ過ぎて
世界を 僕が僕の中で
限界 作って
溶かしてく
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