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俺「失礼します!」
俺の大きな声は職員室中に響き、仕事をしている教師達がいっせいに俺の方を向いた。
俺「今日からお世話になります!!」
俺が頭を下げ、挨拶をすると1人の男が近付いてきた。
「よろしくね」
歳は50歳後半ぐらいのおじさんだ。
俺「よろしくお願いします!中本先生!」
男の名は中本 忠(ナカモト タダシ)。
入学手続きの時にいた先生だ。
中本「今日も元気だね。君の担任は……あっ…波田先生!こっちこっち」
中本先生は俺にニコッと笑顔を見渡し、1人の女の人を手招きで呼んだ。
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