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(息が…できな…)
飛鳥は深い川に溺れた。
本当に死ぬかと思うくらい深く。
飛鳥は意識を失った。
目が覚めた飛鳥は、橋の下にいた。なぜかはわからない。
もしかしたら、誰かが助けてくれたのだろう。
「ケホッケホッ…」
咳が出る。熱が出てきたのだろう。
(早く帰らなくては…)
立ち上がる。けれど視界がぼやけていて、歩いたとしてもフラフラな状態だ。
けれど必死に家に向かい、母親に言われながらも言葉は返さず、自分の部屋に向かった
この日からだ。
学校を休むようになったのは…。
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