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この日から学校を休み、外で遊ぶようになった。
だが、小学生はまだ義務教育。退学はできない。
「こんな学校…もう絶対に行きたくない…」
そう思った飛鳥は、学校に行くフリをして街の方へ遊びに行く。
「こんな所…小学生は今いるわけないか…」
街をずっと歩いていく。
そこには高校生の男二人がいた。
高校生は見た目170以上はある。
一応飛鳥は168。見た目は中学生くらいに見えるが、やはり小学生だ。
飛鳥はゴクッと息を飲み、二人のもとへ向かった。
「あ…あの…」
「あ?何だこいつ」
「さぁ?」
二人は首を傾げ、飛鳥をまじまじと見た。
飛鳥はビクッとしながら高校生を見る。高校生の一人が話し始める。
「もしかして不良志望?(笑)」
「まっさか~(笑)こんな中学生みたいなやつが不良になりたいのか?」
飛鳥はわけもわからず、一応頷いてみた。
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