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ゲーセンの中を歩き回る。そこにはいかにも不良ですという怖い人たちがいた。
「お~い!!マックス~」
「俺らの仲間になりたいっていうやつつれてきたぜ~」
あの中でも一番背が高く、そしてピアス・サングラスという何かヤバそうな人がマックスと呼ばれて反応をする。
流石に間近で見ると震えが止まらなくなる。
「…何か中学生っぽいな…お前いくつ?」
「あ…15歳です…」
不良相手に嘘をついた。小学生は絶対に入れてくれないだろう。
まだ高校生に近い中学生なら入れてもらえる倍率は上がる。
「15?って事はもう少しで高校生か…まぁ俺らには高校もクソもないがな(笑)」
「んでマックス!!こいつどうします?」
「…そうだな…んじゃ仲間にしてやるか」
「あ…ありがとうございます♪」
顔を真っ赤にしながら微笑む。
(これで誰もイジメてこないだろう…)
そう思いながらも学校は休み、渓と利一という不良仲間と遊びまわっていた。
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