不良

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「なぁ…そう言わずにさ~♪」 「遊ぼうぜ♪」 相手は159センチ。小さいくせにイジメは楽しいと思うとは…小学生とは思えない。 その時だった。声がする。 「あすか~!!」 「こんな所にいたのかよ」 渓と利一だ。小学生の3人といる飛鳥をどう思うだろうか。 …いや…小学生だとバラされるかもしれない。 2人は近づいてくる。 「…こいつらは誰だ?」 「小学生じゃね~か?…飛鳥の友達か?」 「…ち…ちがう!!こいつら人違いしてるだけだよ!!」 『な…何言ってんだよ飛鳥!!』 「…名前言ってるみたいだが…」 「ホントに違うのか?」 「俺は不良だから小学生なんか相手にしない!!それに俺は中学生だぞ!!」 『うっそ~!!』 そう言いながら3人は不良とは関わりたくなく、怖くて自分の家に帰っていった。 だが不良になった事で、家族がぐしゃぐしゃになっていった事は、飛鳥はまだ知らなかった。
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