第1章 小学生

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家につき、親にばれないようにする。 「あら帰ってきたの?」 「うん」 「学校楽しかった?」 「楽しかったよ~」 親には嘘をつく。ばれてしまったら、また大変な事になるから。 一回本当の事を話した事がある。けれど先生と話し、暴力をふるう奴らも呼び、話をした。 だが、奴らは嘘をついた。顔を殴った跡は電柱にぶつかっていたから。 体は転んでいたからと。 先生は奴らの言う事を信じた。そして親も。 その日からだ。人を信じれなくなったのを。 「あ~俺ご飯いらない…」 「な…何言って…」 「桐生さ~ん!!」 「あ…は~い💦」 「めんどくせ~」 そう言いながら部屋に戻った。
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