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「梓、連れて来ましたよ。全く……、自分で行って下さいよ」
「わりぃな。サンキュー」
不思議な会話に美羽はキョロキョロと目線を動かす。
「貴方を捜していたのは、こちらの福河 梓生徒会長です」
「私を捜してたのは生徒会長?」
美羽はますます訳が分からない。
「俺が捜してたんだよ。貧乏人?」
……貧乏人? と言われた美羽は腹の底に怒りを覚える。
「んで、お前は今日から俺のペットね。」
はっ? 何ですと? と美羽の思考が混乱する。
「あのー……意味が分からないんですが……」
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