Scene10

33/36
前へ
/596ページ
次へ
「駄目だ…花織さん…」 立ち上がり花織の飛び出した 後を追いかけるため フラフラ歩き出す僕… 「雪割り草が… 雪割り草が…」 僕がやって来た事は間違っていたのだろうか?… 「あなたがくれた… 雪割り草が…」 勇一さんの言う通り…もっと早く本当の事を話すべきだったのだろうか?… 「雪割り草が… 雪割り草が… あなたがくれた… 雪割り草が… 咲いたんです…」
/596ページ

最初のコメントを投稿しよう!

192人が本棚に入れています
本棚に追加