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その時、玄関の戸が開いて元気な声が屋敷中に響いた
「たっだいまー!!」
「沙羅さんオツカイ終わったよ!」
近藤と共に沙羅と同じ歳ぐらいの少女が中に入って来た
「近藤さんその方は?」
沖田見覚えの無い少女をマジマジと見つめた
沖田が来た方の廊下から足音から聴こえて来、沙羅がヒョッコっと顔を出した
「紗夜、近藤さんお帰りなさい」
「紗夜さん?」
「沙羅さんの双子の妹だよ」
「どうも」
確かに紗夜がニコッと笑った顔は沙羅にそっくりだ
「今日のご飯は何?」
「出来上がってからのお楽しみ」
そう楽しそうに話ながら2人はさっさと行ってしまった
「いいねぇ~美少女姉妹の2ショット♪どっちか嫁に来てくれないかなぁ?」
近藤は楽しそうな目眩で紗夜と沙羅の後ろ姿を見ていた
沖田はその様子を見て呆れた眼差しで近藤を見た
「近藤さん」
その眼差しに気付いた近藤は
「冗談冗談」
と良いながらも内心まんざらでも無かったりするのであった
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