77人が本棚に入れています
本棚に追加
時間ぎりぎりで翔平達は教室に飛び込んだ。
「ハァハァ…」
「ハァ…もう!寝坊でもしたの!?」
「いや、いろいろとな…」
だが、翔平にはひとつの疑問が浮かんでいた。
「でも…。なんでもっと早く呼ばなかったんだ?」
「え?」
確かに雪奈は遅刻ぎりぎりまで翔平を呼ばなかった。
「いつものお前なら遅刻しそうだと、すぐに俺のこと呼ぶよな?」
「あ、いや…。それはね…」
だんだん雪奈に焦りがみられてきた。
最初のコメントを投稿しよう!