プロローグ

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時間ぎりぎりで翔平達は教室に飛び込んだ。 「ハァハァ…」 「ハァ…もう!寝坊でもしたの!?」 「いや、いろいろとな…」 だが、翔平にはひとつの疑問が浮かんでいた。 「でも…。なんでもっと早く呼ばなかったんだ?」 「え?」 確かに雪奈は遅刻ぎりぎりまで翔平を呼ばなかった。 「いつものお前なら遅刻しそうだと、すぐに俺のこと呼ぶよな?」 「あ、いや…。それはね…」 だんだん雪奈に焦りがみられてきた。
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