土産

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雨の降る暗い夜の街を、レストランの看板だけが辺りを少しだけ明るく照らす。 灯りで袋を照らしながら見ると、目に入ったのは、空洞の2つ空いた白い塊。 優『どうだった?』 中を覗く優。 優『頭蓋骨!でもさ、これって叔父さんが脳みそ出す時切ったよね?別のかね?』 袋に手を入れて中で、頭蓋骨を回すと2つの空洞の上に薄く線が入っている。 私『さっきのみたいよ?ほら…ここに線が有るし。お土産ってこれかな?1人から一個だしね?家に飾っとこうね!』 笑いながら、家に客は呼べない等と話していると通りをタクシーが走ってきた。 優が、通りまで走ってタクシーを止める。 優『おいで!帰ろう。』 私達はタクシーに乗り込んだ。
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