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「…うぜぇ……」
そう呟いた彼が見たものは5人の女子。
知らない相手ならまだいい。しかし彼は知っていた。
彼女達はこの男、鷹塔悠月(タカトウユヅキ)を毎日待ち伏せしている言わばストーカーならぬ追っかけなのだ。
正確には悠月だけではなく、悠斗と追っかけられているはずなのだ。
しかし、この日悠斗は仕事があるとかでいつもより早く家を出たため、この場にはいない。そして、追っかけにもつかまらなかったわけだ。
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