7人が本棚に入れています
本棚に追加
/71ページ
「あれ?悠斗様がいない…」
少し丸い感じの女の子がポソリと呟いた。
しかし悠月にはそんな神様からの助けと言わんばかりの逃げ道を生み出した言葉が聞こえなかった。
「でも悠月様がいるよ?」
「単品でもカッコイイと思うけど?」
一人が言った言葉にブーイングが返って来た。
「しょうがないよ。桍堵葉は悠斗が好きなんだから」
一番やる気のなく、携帯を触っていた女子が言った。
実際、鷹塔兄弟は興味なかった彼女は、姉である桍堵葉に無理矢理おっかけ隊に入れられただけだった。
最初のコメントを投稿しよう!