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家に帰ってからも悠斗はイライラしていた。
貧乏揺すりをしたり部屋の中を動いたり、何かとすぐに人を睨みつけてばっかりだ。
「悠斗…」
「何…」
「欝陶しいわ」
「お前には関係ないことだ、悠月」
今いるのは二人の共用スペースである寝室。ベットに寝転がり漫画を読んでいた悠月だが、貧乏揺すりをされるのでベットが小刻みに揺れて気になってしょうがない。
なのに、悠斗は聞く耳持たずでずっと何か考えているだけだった。
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