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『今日お姉ちゃんの仕事終わってから、話しに行ってくる』
夜の12時過ぎ
突然の一言だった
「えっ?なんで明日も仕事だろ」
『いろいろ話したいの!』
『DVDも返したいから、もう出ようかな~』
「まだ二時間以上もあるのに?」
『うるさいな~ちょっとスーパーにも寄って見たいのがあるの!』
「DVDは、俺が返すからいいよ」
『いいって!』超不機嫌
『じぁもうチョットいるから、ヒゲ抜かして』
えりは僕のヒゲを何時も抜きたがる…
なんか、ものすごく落ち着くし
気分が、良くなるみたい
眉は抜かれても、なんて事はない
だが、ヒゲは痛いどころではない→
終始断っていたが、今日は少しでも、気持ちが落ち着けば…
「いいよ→」
『じゃ~100本ね…』
「50本でお願いします!」
『ちぇっ…仕方ない!』
つかの間の機嫌の良い顔である
1時過ぎ…
何故か?
『ねえ…足の裏臭くない?』
…と足の裏の臭いを僕に嗅がせ
「臭い!」
…と、言うと
足の裏だけを洗い
出掛けて行った
まったく訳の分からない行動である
お姉ちゃんの仕事が、終わる一時間以上も前の事である…
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