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僕は負けてしまった
えりの収入は既に僕の4倍
社員の話もあったが、えりの事が心配…
『家賃私が払うよ』
「お…お願いします。」
自分の借金を払うのも既に限界の自分には、救いの声
でも、これで立場が逆転
えりの言うがままに…
正直お金が足りない時、借りたときもあった
情けない話だ…
お金が無い虚しさと、えりの平然とした態度に
泣きそうになったことも…
お金を払ってもらってる重圧で心を痛めた
この時かな…
《もう、別れたいよ…》
なんか一緒に居たくなかった
車で寝たこともあったよ
朝がくるまで、ベランダに居たことも
そして、来るべき時がとうとうやって来た
またしても、年末からの始まり…
えりとのラスト2ヶ月の信じられない日々が始まろうとしている
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