最終章

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時は12月 この時から、えりの態度が激変 《不機嫌…》攻撃が始まった ある日のメール→ 『ごぅー私買い物があるから、連れて行って』 返信 「ごめん…まだ仕事終わりそうにないから、4時まで待ってて」 返信 『え~じゃ→いい!テカさ~夕方ごぅとウロウロしたくないのよね~』 返信 「わかった!今から帰るよ」 返信 『だから→(不機嫌)もう、イイテッ!』 《はぁ…》 最近ため息が増えたな… 『今年のお正月私ひとりで帰る~たまには、ごうも実家でゆっくりしなさい』 「わかりました…」 あれだけ寂しがり屋だったえりが… ひとりで帰る? 最近急に出勤時間が一時間早くなった事 帰りの突然の電話で… 『友達と、話してて時間忘れてた』 『友達とご飯食べて来るから待ってて』 …と、一時間とか一時間半とか、車で待たされる 明らかに、おかしいよね(笑) 男できた? 間違いないよね(笑) 今度は、お金持ってるからあなたは、強いよね でも、なんで早く捨てないの?こんなおじさん… 送り迎えしてくれるから? 何時も、帰ったらご飯の用意してあるから? 欲しい物があったら、買ってきてくれるから? 最近これが、当たり前過ぎてるよね 始めの頃は 『うぁ~美味しい!ごぅスペシャル(笑)』 『ごめんね…いつも(泣)ありがとーごぅ!えりそんな、ごぅ好きだよ(笑)』 『えり…寂しいから、早く帰ってきて(笑)』 『えり久し振りに料理したから、早く食べに帰ってきて~でも、焦がした(笑)』 はぁ… でもね、えり…ごぅは昔と違うんだ 彼氏出来たんなら えりから、別れを告げてくれないと もう、自分から言えないよ だって、えりの事が今でも好きなんだもん。
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