龍二と鳴の素晴らしき共闘・・・?

6/27
前へ
/700ページ
次へ
そして、会場に戻った3人が目にした物は・・・ 圧倒的な光景だった。 リン「・・・ある程度は予想していたが・・・ これほどとはな・・」 凛の呟きに畏れが混じっていたのに、2人が気付いた・・・ そしてその理由も・・・ ユウ「・・・そのようだね・・まさか、同じ五階帝とはいえ、あの沙留を圧倒するとは・・・ 仮契約と本契約の差を持って・・・とは・・」 ナツメ「二神さんに勝ったのだからそれこそ予想されていた結果とはいえ・・・これほど一方的とは思いませんでしたね・・」 3人が口を揃えて言っているのは、久崎鳴の事。 少し離れた位置で灰と、燕はまだまだ小手調べの感じで軽くやり合っていだが、鳴達は違った・・・ 一方的といえる怒涛の攻めを行っていたのだ。 シャル「・・・ハァ・・ハァ・・光げ・・」 荒い息を吐きながらも、沙留が光撃を鳴に放とうとした。 だが、 ナル「させねぇよ!」 生身の人間とは思えない速度の瞬動で、沙留の懐に入り込んだ。 とっさに腕をクロスして無防備な前面を守るが、鳴が放ったのたのは・・・ ナル「〈螺旋水晶〉」 シャル「なっ!・・」 超至近距離からの必殺に近い一撃!! 渦巻く水の本流に拐われ、沙留は大きく吹き飛ぶ結果となった・・・・ だが、それでは終わらない・・・ 鳴はその場で上に軽く手をやり、 「〈水撃〉」 と、呟いた。
/700ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2834人が本棚に入れています
本棚に追加