龍二と鳴の素晴らしき共闘・・・?

17/27
前へ
/700ページ
次へ
カイ「・・・ギリッ・・ 卑怯・・な・・」 歯軋りと共に、灰は弾かれる様にそこから飛び退く。 と同時に、鳴の螺旋水晶が放たれる。 放たれた方向は真横。 先程まで龍二がいた位置。 と言うより、よく見ると龍二と鳴の位置が入れ替わっていたのだ。 灰は螺旋水晶を掌を向けて一瞬で凍りつかせると、更に瞬動で追い討ちを避ける様に、ステージをかける。 ナル「逃げな・・・ まぁ、逃がさないけどな!!!」 多少の強い笑みをうかべる鳴。だが手を灰に的確に向けながら、連続的に水撃を飛ばす。 カイ「的確・・・だが・・ 手数・・・だけ・・か?」 灰の移動先にしっかりと狙われて水撃自体はかなりの精度だった・・・・ が・・・ 灰相手に属性付加の攻撃程度では効くはずもない。 かわせる物は綺麗に交わし、当たりそうな物だけを的確に相殺した。 そして・・・・ 思い切って気色を足に集中し、爆発的な瞬動で鳴に迫る。 ナル「うおっと!!!」 驚いた声とは対照的に、笑みを浮かべた顔で手を突き出し、カウンターの要領で灰を向かえうった。 が・・・ カイ「・・・甘い!!! 死・・ね」 キュッ!! ナル「なっ!!!」 灰の動きに鳴の笑みが消えた・・・
/700ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2834人が本棚に入れています
本棚に追加