龍二と鳴の素晴らしき共闘・・・?

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水が霧状に散り、爆散した辺りの視界が悪くなった。 ナル「っ・・・ぶはっ!!!」 一緒に埃まで舞い上げられていたのだろ・・・ それを吸ったらしき鳴が咽せていた・・・ そして、そのまま怨めしげに燕を睨みつけた。 ナル「燕・・・ もうちょとやりようがなかったかぁ?」 図々しくもそう言った鳴に燕は鼻を鳴らした。 ツバメ「ふん! 助けて貰って置いて文句を言うでない。 それより・・・そろそろほぐれたじゃろう? 馴れ合いは止めじゃ・・・ 準備はいいのぅ・・?」 目を鳴の方に向けずに一点を見つめ、燕は言った。 疑問符だったが、それは確定事項で揺るがないものだと言うことを鳴は悟り、肩を竦めて、その場から少し離れ距離を取った。 それを視界の端に移し、確認を終えた燕は、大声を上げて口を開いた。 ツバメ「不様じゃのぉ!!!灰。 まさか今ので恐れをなして出て来れんのか? それとも不覚にも傷を負ったか? 4対1では流石の貴様も分が悪いか? じゃがそれも致し方なかろう・・・ 弱いのが悪いのじゃ・・・ ふっ・・・貴様に龍二は渡さん。」 嘲笑たっぷりに燕は笑みを浮かべた・・・ ツバメ「(はてさて・・・見え見えの挑発に食いつくかのぉ・・・食い付けば作戦に移行出来るが・・・)」 燕が思惑通り行くかを思案してると・・・ 燕の視線の先の霧の辺りが 凍てついた!!!
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