2834人が本棚に入れています
本棚に追加
カイ・ツバメ「「ちっ!!」」
身を翻した灰と燕は、同時に飛び出した。
ツバメ「はぁあああ!!!」
カイ「ふっ・・・!!」
燕の焔雀の一撃、灰の鉄甲からの一撃。
ガキンッ!!!
火花が散り、
カイ「っ・・・あっ!!」
ツバメ「ぐぅ・・・くぁ~」
拮抗は一瞬、
燕は灰の一撃に大きく弾き飛ばされ、体勢を崩す。
その隙を見逃さず、握りしめた拳に、電維陣を纏わせ、展開。
そして、瞬動で間合いに入り込み、腰で力を蓄え、踏み込みで螺旋の様に腕に流れを集め、最後に発動する。
カイ「『氷鬼腕』」
腕を爆発的な勢いて氷が凍てついた、巨大な氷の腕。
それを灰は燕にブチ当てた!!!
ツバメ「なっ!!・・・・・・・・
めるなっ!!!」
燕は崩れた姿勢で焔雀を盾にして受け止めた。
更に、膨大な気色を焔雀に送り込み・・・
カイ「・・・遅・・い!」
ドゴンッ
だが、灰はそれを行わさないように、そのままステージに燕を打ちつけた。
ツバメ「ッ!!・・・・」
そして土煙が舞う・・・
だが、灰は容赦することなく、更なる追撃を、二度三度と放った。
ライカ「滅多・・・滅多打ちです!!!
氷山先輩。容赦なく滅多打ちにしてます!!
これはあっさり決まったか?」
雷華のアナウンスが鳴る中も、灰は攻撃を止めなかった。
最初のコメントを投稿しよう!