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「もう飽きた…お前等じゃ、オレを本気にはできない!!
オレが戦う必要も無いだろう………」
倒れ込む二人の前で亮介は後ろに立っていたζに手招きをする。
呼ばれると、亮介の元へゆっくりと歩き出した。
「オレに適わなくても、コイツぐらいなら勝てるだろ!?
…二人掛かりなら……」
そう言って亮介は、腕を組ながら後ろへゆっくりと下がり、ドア近くの壁へ寄りかかった。
「…ウォォォオオォォォ!!!!」
「…くそっ!!あの野郎!!バカにしやがって!!」
『それより…これでさらに逃げづらくなったぞ………』
ドア近くの壁には最強の亮介が!!
目の前にはウイルス生物ζが!!
二人は立ち上がると、肩幅ほどに足を開き、構える。
ζも拳を前に出し、待ち構える。
「………わかってるな、修二!!」
『あぁ…コイツを倒さなきゃ…前に進めない!!』
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