プロローグ

3/4
前へ
/207ページ
次へ
私の頭を掴んで、四方八方に揺らす。 「やめ…っ…。」 私は相手の股を蹴飛ばした。 うっ、という呻き声はしたが、どうやら、あまり効いていない。 その時、誰かが空き缶を蹴った。 と、同時に相手の脇の下を潜り抜け、顔に一発、喰らわしてやった。 その怯んだ隙に―――…。
/207ページ

最初のコメントを投稿しよう!

78人が本棚に入れています
本棚に追加