プロローグ
2/8
読書設定
目次
前へ
/
163ページ
次へ
その日は朝から体調が悪かった。 けたたましく告げる体温計の音色は、約四○度を示している。 「ああ、やっぱりこれは、見事な風邪だ…。」 彼は自分の額にゆっくりと手を当てて、再度確認するかのように頷いた。 窓から見える空は、辺り一面真っ青で、彼の気分とは裏腹にその姿を保っていた。
/
163ページ
最初のコメントを投稿しよう!
39人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
3(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!