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「慎一…話があるんだ」
いつもの様に学校から帰り、リビングでテレビを見ていた
そのままの体制で顔だけを声の主に向ける
そこには、いつになく真剣な顔をした父親がいた
『親父!仕事行ったんじゃなかったのかよ?びっくりさせんなよυ』
「あっはっは、悪い悪い
話が終わったら行くさ」
悪いと言っている割には顔は笑っていて言葉と表情が一致していない…
『で?何?』
「えー…父さんは再婚する事にしました」
『……』
慎一は文字通り固まった。
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