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孝「充、今日は何して遊ぶ?」
充「おままごと!じゃぁ俺お父さん役な!」
孝「ちょっ!ちょっと待て!俺達もう36歳だぞ!?リアルにお父さんになってもおかしくない歳だぞ!?」
充「たわけ者!いつリアルお父さんになってもおかしくない歳だからこそやるんじゃないか!リハみたいなもんだよ!リハ!」
孝「そっ、そうか、なら俺にお父さん役やらせてくれよ」
充「いいよ」
孝「よし!じゃあ、お前は何の役するんだ?」
充「バカヤロウ!俺もお父さんだ!」
孝「おっ、おい?お父さんが2人っておかしくないか?」
充「おかしいかおかしくないかは、やってみないとわからないだろ?とにかくやってみようぜ?」
孝「お、おう、確かにそうだな。やってみるか?」
充「カラン♪カラン♪ただいま~」
孝「おかえり、お父さん」
充「今日も仕事疲れたよ、お父さん」
孝「とりあえずビールにするか?お父さん」
充「そうだな?お父さん」
孝「じゃあ、持ってきてくれ、お父さん」
充「お前が持ってこいよ!お父さん」
孝「俺はお父さんだぞ?お前言う事聞けよ!」
充「俺もお父さんだぞ!お前が行け!」
孝「お前、お父さんに歯向かうとは、いい度胸してるじゃねぇか!」
充「お前もお父さんに歯向かうとは、いい度胸してんな!」
ボコシ!
孝「いって!お父さんを殴るとは!なめてんのか?お父さんに勝てると思ってるのか?お父さん!」
ボコシ!
充「いて!お前もお父さん殴ったな!お父さん!」
ポコポコ
パカパカ
ビシビシ
孝&充「ハアハアハアハア…」
孝「やっぱり、お父さん2人はおかしいな?」
充「そうだな」
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