夢物語

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「お待ちしておりましたよ、楓様。 今日からあなたはここの住人です。 早速ですが、このマンションの中をご案内いたします」 その青年はマンションの中をお茶を飲みながら、案内してくれた。 最後にワタシの部屋へ行った。 そこでも、まだお茶を飲んでいた。 気になったワタシは、 「いつまで、お茶を飲んでいるつもり!?」 「すいません、僕はお茶が好きで好きでたまらなくって、お茶を飲んでいないと落ち着かないのです。 どうかお許しを」 そのときの彼の目は両端に寄っていた。 あまりにも怖かったため、許すことにした。
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