小学生

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完全に間違ってしまった。 戻りのバスの時刻を慌てて見た。 でも次にバスが来るのは 1時間後だった。 私は泣きそうになった。 どこを見ても家しかなく 目印になるような 建物もなかった。 トヨ達とは14時頃に行く! と約束していた。 もうすぐ14時になる。 私は友達に何でも話すタイプ ではなく隠すタイプだった。 特に恥ずかしいことや 好きな人の話はしなかった。 私は公衆電話を探した。 トヨに遅れるとゆうこと を伝えたかった。 でも心の中で 場所を間違ってしまったこと を言って助けてもらおうか どうか迷っていた。 どれだけ歩いただろう? やっとの思いで 小さなス-パ-を見つけた。 公衆電話もあった。 トヨの家に電話をかけた。
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