5人が本棚に入れています
本棚に追加
ずいぶんと、闇の濃い夜は異形に味方するのか?
それでも、見失う事はない。
しかし・・・。
異形は迷うこと無く、ただ一ヶ所を目指して、とびつづける。
オッド「低級・・・。」
私に気付くこと無く、何かを思うこともないのだろう異形は、ただ餌に向かい不安定な飛行を続ける。
気配を。感情さえ押さえつけ殺してしまえば、気付かれる事はなく、異形のだらしなく垂れ下がった腕に捕まることはない。
オッド「っち。いい加減に」(苛立ちながらも冷静に)
長い。珍しく異形は長い移動をする。
オッド「そんなに、いい餌をみつけたのか?」(冷たい笑い)
そして、異形は一瞬高く舞い上がると、目指す場所に一直線に降りていった。
オッド「ご到着。」(皮肉って)
最初のコメントを投稿しよう!