出会い

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私は彼の側で力になりたいと思った。内心、私の方が彼を幸せに出来るとさえ思いっていた。彼は再び口を開き 「俺、彼女とはもう無理やと思う。奈穂ちゃんが待てるのなら、つきあってみる?」 思いもよらない言葉だった。私はすごく嬉しかった。 「本当に私なんかでいいんですか?」 恐る恐る聞いてみるとさっきよりも優しい顔で 「奈穂ちゃんがいいねん。」 彼を信じ、元彼女と別れたと同時に私は彼女になった。永遠の幸せを夢見て…
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