~最後のlove letter~

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真『一浩先輩…昨日は、何かしたみたい?で…ごめんなさい。』 一浩『しっかりせぇよ!!たまたま良美ちゃんは親父が見てくれよるけんえぇけど、真は母親なんぞ!』 真『うん。』 一浩『良の手紙も、今のお前には残酷なんも分かる。でも良は手紙書いた時、まさか真が入籍したり逢えるとは思ってなかったやろし…でもな、まだ良が居らんなって数日でお前も辛い。だけど良かて辛かったはずや…あの良が、お前の事俺に頼むって書いたんやぞ! 刑務所入ってからもそうや…俺が真の近くに居ったんは知っとったはずや…良も苦しんだとは考えてやれんのか?』 真『…でも……良ちゃんは、もぅ考えないでえぇけど私は、毎日考える。』 一浩『考えるんはお前だけ違うだろ?良のお袋も親父も姐さんも…みんな自分の事よりお前の事考えるんやぞ! それやったら、俺が考える…俺だけが考える方がえぇと良は思ったんちゃうか?お前良の何を見て来たんや? 俺は、良の嫁さんとしてお前を見てるし、これからもそのつもりや… 別にな、俺と結婚しろ!って書いてた訳やないやろ?』 真『うん。』 一浩『良だけを見ておきたいし、忘れたくないけん、あんな全国ネットにも書いたんちゃうんか?俺からしたら、勝手なんはお前や!!』 真『…………。』 一浩『昨日みたいに飲めん酒飲んで…良美ちゃんが見たらどうすんや?親父らが知ったらどう思うんや…お前は、1人ちゃうんやけんな…』 真『ごめん。』 一浩『そんなにボロボロな顔して…良がもし見たら、浮気されるぞ!』 真『うん。』 一浩『とにかく、良美ちゃんの事1番に考えて、これからの事決めたらえんちゃうか? 良い解釈したら、相談は俺以外は禁止って事やろ!なっ…』 真『うん。そぅかも…』 一浩『着替えろ!帰るぞ…』 良ちゃんがどんなつもりで書いたかは、分からない。 一浩先輩の言う通り…良い解釈をしょうと思った。 私はとりあえず、良ちゃんの「死」を受け入れる為に、この携帯小説を完成させようと思いました。
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