イノチ

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ヒトがヒトのイノチを消した ワカモノはコオリのようなメでダンセイを見つめる 「やめてくれ」 ダンセイはワカモノの前で膝をつく ダンセイは軽装 ワカモノは重装 ワカモノは黒く太いL字型のキカイを握っている 暫くしてから乾いた、何かが破裂したようたオトが鳴る ダンセイにカオは無かった ただただ朱くなっていた ワカモノはジブンについた朱を拭き取る ワカモノのヒトミのコオリが溶けた それはシズクになって地に落ちた ワカモノはキカイに付いた穴をジブンのヒタイに宛てる また 乾いたオトが響いた
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