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―――数分後
蜜柑「改めて紹介や。あっちにいるのがパー……
どしたんパーマ。なんかあったん?」
スミレ「別になにもないわよっ💦💦」
そう言いながら、どこか挙動不審なスミレ。ちなみに…
スミレの視線の先は、夕に固定されている。
心読み「わー パーマ三股ー」
スミレ「ちょっと!?💢」
心読み「あははーー」
スミレは怒って心読み君を追い掛け回し……
いつのまにか教室から姿を消していた。
蜜柑「なんなんやパーマは~
まぁええわ。夕の前に座ってるのがルカぴょんやろ…」
流架「その呼び方はやめろって言ってるだろ!?
…乃木 流架。よろしく」
蜜柑「そんでうちの隣に居るのが棗や」
棗「……………」
蜜柑「棗!!!」
棗「うるせぇ」
蜜柑と棗が言い争っている。
だが翠にその声は聞こえない。
翠(なつ……め………)
考え込んでいる翠を、夕は無表情に見つめていた。
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