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始まり始まり
俺は急に目覚めた………
俺の周りに広がるのはだだっ広い白い空間だ……
俺は何か呟こうとしたが声が出ない。
取り敢えず俺は起き上がった。
よく見ると赤色のドアが一つ見えた。
俺は足を運ぼうとしたら突然上から何か降って来て俺の頭に当たる。
痛い。だがやはり声が出ない。
落ちて来たものは、拳銃と手紙だった。
俺はまず手紙を拾った。
封を開けて中の手紙を見るとそこにはこう書いていた。
『誰が少女を苛めてる?
知っているのはタダ一人。
少女は誰を呼んでいる?
知っているのはタダ一人。
貴方は誰と何を求めるの?
知っているのは貴方自身』
訳が分からない……
分かる筈もない……
今の俺には知る必要も無かった。
俺は取り敢えず拳銃と手紙を持って目の前にある赤色の扉の中に入って行った。
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