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......一週間後
ラウルは裏庭で素振りをしていた。
ピーンポーン
ラウルは汗を拭きながらドアを開けた。
『お邪魔しまーす』
二人は椅子に座ると早速一週間前のことについて話し始めた。
『グレイ分かったのか?』
ラウル即座に聞いた。だがグレイは首を横に振った。
『ゴメン、古文書とか読んで見たけど、ラウルを小さくした呪文に付いては何も解らなかった。分かったことは敵は当分の間は動けないハズだよ。』
グレイは申し訳なさそうに謝った。
『謝るなグレイ。お前のせいじゃない無いさ。だけどそうなると方法は2つだな。』
『呪文の男を捕まえて殺すか、解かせる!!』
ラウルが言った言葉をグレイは同時に言った。
『ラウルが考えること位僕にだって分かるよ。』
グレイは笑った。
『だけど捜すにしても何処に行けば...』
ラウルは敵に付いて何も知らない為に、当てが無かった。
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