761人が本棚に入れています
本棚に追加
その頃グレイは名高きシンフォニア城に着いていた。
『あっ、軍の方ですか?』
城の兵士は頷いた。
『昨日頼まれた依頼はラウル・プレスティが引き受けました。』
すると兵士は?を顔に浮かべた。
『貴様は何を言っているのだ?』
『えっ?ですから昨日頼まれたサイクロプスの依頼を...』
『軍はそんな依頼をしてはいない。からかいなら出ていけ!!』
兵士はグレイの言葉を遮った。
城を追い出されたグレイは考えていた。
『どういう事なんだ?軍は何も依頼をして無いって...理由は何にしろ、誰か茶番をしくんだってことは、もしかしたらラウルが危ない!!!』
仕組まれた依頼はラウルを呼び出す為の物と判断したグレイは森に向かって走り出した。
最初のコメントを投稿しよう!