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森ではラウルがまだサイクロプスを探していた。
『あぁぁぁ!!!どういう事だ!?二時間も探してるっつうのにサイクロプスなんか出てこねーじゃんか!!』
さすがのラウルも魔物との連戦は体が堪えていた。
『ハァ~、少し休憩するかな。』
ラウルは岩の上に寝転んだ。
『チクショー、グレイの奴シエラに帰ったらボコしてやる。』
愚痴っているラウルに大きな棍棒が襲いかかった。
『な、何だ一体!?』
ラウルは岩から飛び降りた。
『やっと来たかサイクロプスって...オーガじゃねえか!?』
ラウルの目の前に居たのはサイクロプスでは無くオーガだった。
オーガも巨大な魔物で悪いことにサイクロプスより遥かに強い。
『不味いな。一人じゃオーガを倒すのはキツイぞ。』
だか考えてる間にもオーガは攻めてくる。
『殺るしかないか...』
ラウルは愛剣ドラグーンを構えた。
『行くぜオーガ!!勝負』
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