一般人とオタク

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一般人とオタク

近年 マスコミが取り上げる【オタク】 それは狭義のオタクと呼ばれる部類の人達だろう 古くはアニメ・漫画などに絡んだ 作品【同人誌】に関わる限定された 人達をマスコミはオタクと位置付け 一般人に刷り込ませる だが 本来オタクと言うのは 社会一般から価値を理解しがたい サブカルチャーに没頭する人を オタクと呼ぶのだ 特定の物事に深い知識や関心を持つ 一種のエキスパートとも呼べるだろう だが 人の価値観は人それぞれであり どんな言葉で取り繕っても 最終的には自分が 他人に評価を下すのだ つまり どんな人にでもオタクの一面はあるのに 自分の理解の範疇を一歩でも超えていれば オタク あるいは マニアのレッテルを他人に突きつけられる 人はそうして自分の上か下の人間を 作り 自分の位置を確認しては安心を得る オタクにも同じような考えを持つ人もいる つまり自分から言わしてもらえば どちらも同じ穴の狢なのだ 一般人は同じ価値観を持つものには 何も言わない 相容れなければカテゴリー分けをし 格差をつける オタクも一般人も根本的なものは変わらない 大した違いはないと思う
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