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「あ、雪だ」
移動中のバスの中
ふわりと空から舞い降り始めたそれに、一番に気づいたのはyukihiroだった。
「雪やて!?」
それまで他のメンバーのようにブランケットにくるまって寝ていたhydeは
ガバッと起きて嬉々としてyukihiroの傍の窓にはりついた。
「うざー」
「あ、ケンちゃん、おはよ」
「うざーって何や!見いやケンちゃんっ、雪やで!!!!」
「おはようユッキー。だって俺嫌いやもん!寒いの嫌やもん!」
ハイド、それ使わんのやったら貸してやあ
そう言ってハイドのブランケットを取ろうとした手を、持ち主にペチンと叩かれる。
「雪はええやんか!穢れなき白!降り積もってみんなで雪合戦やー!!!!」
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