第5話 偽善

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時刻は5時過ぎ…かな? オレは陸、海、空を駅前の居酒屋『オゴマメ』に連れて来た。 海『センパイ…』 海は声変わりしてないのか知らないが、ネチャっとした声を出した…キモチわりっ 陸『おれ達、まだ未成年ですよ』 分かってるわっ、おめーらも影で呑んでるんだろっ。 清『大丈夫だよ、此処はオレの兄貴が経営してるんだ』 俺は爽やかに笑顔を見せた…自分でもなんて素敵なんだと思う。 空『でも、流石に制服はまずくないすか?』 そうだった、音苑にしたことを忘れたいが為にそのことで頭がいっぱいだった。 (どうしても呑みてぇ…) そして、次の部活の日には謝りたい… とにかく、今日は呑みたかった。 清『ご、ごめん一回ウチに戻ってからじゃ駄目かな?服、貸すからさ…?』 明らかに三人は面倒臭さそうな顔をした…うざっ 清『そっか…じゃあ、違うトコにしよっか…』 徐々に声のトーンを低くした。 陸『も、戻りましょうっ』 海『せ、先輩の私服も見てみたいしっ』 空『ピ、ピー○さん、ファッションチェックお願いしまーす(パロディ?)』 清『じゃあ、戻ろうか☆』 と、言う訳でウチに戻ることに成った。 相変わらず扱いやすいや。
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