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ただ君に逢いたい
それだけなのに
時間が僕らを引き裂く
僕は休み、君は学校
この擦れ違い
もう耐えられないよ
毎日、一時も君のこと以外考えてない
『君にあったら何を話そう』
『君へのプレゼントは香水がいいかな?』
『君は僕のことどう思ってるのかな』
『僕のこと嫌わないでほしい』
心のダムは君への気持ちで満たされてるよ
もう貯められない
早くこの気持ちを吐きだし
ダムに余裕をあたえたい
心を占めているボルトが軋む
その度に君の顔を思い出す
いや、君の顔を思い出してるんじゃない
君の顔しか浮かばない
瞳を閉じれば君がいて
僕に暖かい眼差しを向けている
でも目を開けば君は遠い
すぐに逢いにいけない
心のボルトをスバナで締められているようだ
痛い
痛いよ
恋
恋か
恋だよね
恋なのかな
恋でしょ
恋かも
恋って
恋なの
恋なんだ
この胸の痛みが恋なら
痛みに効く薬などない
永遠に痛みは続く
この気持ちに終末が訪れるまで
この気持ちが恋から愛に変わるまで
痛みを抑えることなどできはしない
だから僕は君に伝える
『聞いてほしいことがあるんだ』
『君にだけしか言わないんだ』
『〇〇〇』
君に気持ちは伝わったかな
痛みは強くなったよ
心が君からの返事を待ってる
心のダムから放水された気持ちは
君の心の水田に行き渡ったかな
僕は待つよ
君の返事を聞くまで
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