1985年8月9日 尾崎 櫻

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何か、気になる作品がありましたか? え!?…あ…はい… でも、こういう本は、高いでしょ… 触ったりすると、傷つけるんじゃないかな?とか思ってしまって… (大体そう思うのが普通だろうが…) いいですよ。触れて読んで頂いても。 え!? 本というのは、読まれる為に作った物です。 読まない物は、本とは言えませんし、本も読んで貰った方が喜びますよ。 彼女は、恐る恐る書棚に手を伸ばし、一冊の本を手に取る。 題名は「咲き誇る紅き華々」 文学史の1つだが、誰も相手にしない明治期に書かれた本だ。 良かったら、椅子を用意しましょうか?
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