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船長と呼ばれた男はじっとサダを見た
船長と呼ばれた男「・・・・・・・・・」
サダ「・・・・・・・・・・・・」
そして船長はゆっくりと落ち着いた声で話し始めた
船長「ふむ・・・では要するにさっき我々が襲った空港の人間か?」
サダ「そうだよ!早くここから下ろせよ!!」
サダは叫んだ
船員「そうかそうかそんなに降りてーか・・・」
サダをつかんでいた男がそう言うと突然床のスイッチを押した
すると人が一人通れるくらいの床の扉がゆっくり開いき強い風が漏れてきた
扉の先には雲が見え切れまから緑色の平原が見えた頭がクラクラするような高さだった
船員「そんなに降りてーなら下ろしてやるよそれそれ~」
サダ「うわわわわ!!死ぬ!死ぬ!落ちるーー!!」船員は笑いながら縄に縛られたサダをその床の穴から落とそうとした
船長「おいおい・・それくらいにしておけ」
船員「へーい」
船長に言われて船員はわかってますよと言わんばかりににこっとしながらまたスイッチを押して床を閉じた船長はまたゆっくりと落ち着いた口調でサダに話した船長「そうかそれは大変すまない事をしたな・・・我々は空賊アース団と言う者だ。そして私の名は船長のバラ・ニコフ4世だ」
船長はなぜか非常に威厳のある雰囲気でサダに話したニコフ船長「そしてその男は船員のライだ。君が空港の人間ならばすまない事をしたな我々はある物が目的で空港を襲撃したのだ一応君のお仲間に死人は出してないはずだから安心したまえ」
ライ「そうそう俺達の腕なら普通の人間相手なら殺さないで襲撃するくらい楽勝よ」
サダ(自慢する事か・・?)サダは心の中で思った
ニコフ船長「そうかそういう事ならば君を空港に無事帰してあげよう」
サダ「え?本当?」
ニコフ船長「ふむ・・・ただし船の中ではおとなしくしていると誓うならば・・・だが。おとなしくしていると誓うなら縄も解いて船の中でゆっくりくつろいでもらっていい」
サダは一瞬考えたのち言った
サダ「・・・。わ、わかった・・おとなしくすると誓うよ」
ニコフ船長「よし。縄を解いた後はライが軽く船内を案内しようゆっくりしていってくれ君をしばらくの間になると思うが歓迎しよう」
ニコフ船長はライを見ながらうなずいた、そしてライは縄を取りだしたナイフで切った
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