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サダとライは船長室を出たライ「さっきはすまなかったなサダ」
サダ「あ・・うん」
サダは不満そうな顔でうなずいた
ライ「さっきも船長が言ったけど俺はライ、よろしくなこれから船内を軽く案内してあと航路の説明とかもする。ま、ゆっくりしてってくれや、とって食やしねーからよ安心しな」
サダは少しだけ不安だったがどうやら殺されずに済みそうだと思った
二人は船内を歩いた
ライ「まずはここだ!・・・トイレ!・・・・・・重要だぞ?」
サダ「ま、まあそうだね」サダは少し引きつりながら笑った
ライ「そしてここがさっきお前が捕まった部屋だ、うちらは技術室って呼んでるけどまあなんでも修理してくれるところかな新しい武器なんかも作ってるけど」
部屋の中には誰かがいてゴソゴソと動いていた
ライ「おーい!クレオ技師ー!客だ!」
クレオ「あぁん?なんだ?」
少しよぼよぼの髭もじゃの年を取った男性が出てきたライ「客だよクレオ技師きゃーく。なんかさっき間違って乗っちまったらしいからこれから家に帰してやるんだよ。名前はサダって言うからよろしくな」
クレオ「おお~・・・お若いの・・・ふ~む・・・」クレオ技師はじっとサダを見た
サダは少し頭を下げた
クレオ「・・・いい眼をしておるのぉ・・・」
サダ「え?!」
クレオ「いやいやなんでもないわい・・じじぃの独り言じゃ・・」
ライ「これからサダを船内案内するからさもう行くよクレオ技師」
クレオ「おお・・おお・・わかったわかった・・・」
ライ「さっ次行くぞサダ!」
サダ「う、うん!」
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