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サダ「ここはいったい・・・」その時突然奥のドアが開いて人が入ってきたようだった
サダはびっくりして箱の中に入って蓋をしめた
「オイどうした?」
「いや何か音がしたから・・・」
サダ(誰だろう聞いた事ない声だ・・・)
「オイ行こうぜキースさんがお呼びだ」
「オウ・・・」
サダはホッと一息ついた・・・その瞬間何かがサダの体を這った
クモだったが真っ暗な中なのでサダはびっくりして思わず激しく動いてしまった
「ゴン!!」
サダ(クアッ!イッチイイイイヒギギギ・・・)
思わずサダは頭を押さえて痛みに必死に耐えた
「何だ!?誰だ?!撃つぞ!?」
カチャリとその男は銃を構え部屋を見てまわった・・・
コッコッコッと足音がサダの方に近付いてきた
サダの箱の前で足音が止まった
ドクンドクンと緊張でサダは自分の脈拍が聞こえた
サダ(見つかる!・・・)
「オイ!キースさんが遅いってお怒りだぞ!早く来いよ!」
「あ、ああ!でも何か音が!」
「ネズミかなんかだろ!早く来いよ!俺まで怒られる!」
「わかった今行く!」
男はしぶしぶとその場を去ってドアをバタンとしめた
サダ「ふ~~~~」
サダは胸を撫でおろした
サダ(いったい何者だろう)サダはそっと箱を出た
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