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『全部リセットする⁉』
私から切り出した。本心は…
引き止めて欲しかった。ずっと一緒にいたかった。
『別れるか別れないかしかないの⁉』
彼は泣きながら話す。
私『距離を置くとかってはないから。どっちか決めて』
『お前の為を思うなら別れた方がいいと思う。』
私『じゃあ明日からは普通に同僚で。』
タオルで顔を隠しながら泣いている彼に最後の口づけをした。
泣きながら…
大声で叫びながら…家に帰る。
夜メールが届いた。『本当に大切な物って失ってから気付くよ。俺がもしこの性格が変わったら…また名前で呼びたい。メールしてごめん。メールは返さないで』
泣いた。
その日に返信は出来なかった。
涙が止まらなかった
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