第一章

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「なあ麻琴、夏休みはプール行こうなプール!それと、買い物行ったりとか!」 学校に着いて早速、進に話し掛けられた 進は俺と遊ぶのを楽しみにしてくれてるみたいだ でも…俺は爺ちゃん家に行かなきゃならない 「ごめん!実はさ…」 俺は今日の朝のことを話した 「そんなあ~」 進はすごく残念がってる そりゃそうだ 俺達はずっと前から二人で遊ぶ計画を立ててたのだから 一人で残りたかったけど…夏休み中ずっと向こうにいるらしいし、金もそんなに無い しかも家事もろくに出来ない奴だ 汚い家の中で餓死なんて嫌だ!
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