幸せと平和⛄

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湊「オレら、両想いだったってことか?///」 しばらく寄り添ったままだったアタシは、湊の声で顔をあげた。 湊「あのさ、もうここまできたら暴露するけど、実は一目惚れだったんだなぁ~。千冬が転入してきたあの日の朝から…‥」 思いがけない彼の発言に、胸が熱くなる。 そ、そんなのズルいよ…‥ 始めからアタシたち、気持ちが通じてたんじゃないか。 今まで悩んでたのがバカみたい。 ――ぐぅ~―― 二人の腹の虫が頃を見計らったようにハモる。 クス、とお互いに吹き出した後アタシはゆっくりと立ち上がった。
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