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担当教師「平川…新垣はいたか?」
担当教師が要にきいてきた。
要「いいえ…もしかしたら具合悪くなって保健室でも行ってると思います…ちょっと見てきますよ」
そう言って要は階段をおりていった。
希「…要ってどうしていつも結城をフォローしてくれるのかな?」
結城「さぁ…でも昔からそうだったよ…」
保健室の中で会話をしている。そこに要が入ってきた。
要「担当教師が一生懸命に探してんぞ…」
結城「そう…ありがとございまし」
その時…授業が終わるチャイムが鳴った。ノロノロと保健室を出て教室に戻ると市川玲太が話かけてきた。
玲太「結城次の時間の体育バスケな」
結城「ぇー…」
玲太「なんだよ?」
結城「めんどいです…」
玲太「お前いっつもだな…」
結城「まぁ汗と涙の青春なんて俺にはにあわない…」
結城の動きが止まった。玲太の手には今日発売のアニメ雑誌が握られていた。
玲太「バスケ参加してくれたらタダでやろうと思って今日お前の為に買ってきたんだけどな~」
結城「やればいんでしょ?やれば…」
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